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    医療関係者向け情報

    Anaerococcus

    区分 病原性細菌
    生殖・周産期・性感染症の報告症例 細菌性腟症
    属名 Anaerococcus
    性状 偏性嫌気性菌
    グラム陽性球菌
    コメント ヒトの口腔、上気道、腸管等の粘膜の他、生殖器などに生息する常在菌の1種です。
    細菌性腟症(BV)に関連する細菌として報告されています。
    卵巣腫瘍、皮膚軟部組織感染、尿路感染症などの臨床材料から分離されたとの報告があります。
    Anaerococcus tetradius感染による敗血症を伴う重篤な産褥子宮内膜炎についての報告があります。
    Anaerococcusの検出と精子の質に有意な負の相関があるとの報告があります。
    子宮頸部上皮内腫瘍の進行に関与しているとの報告があります。
    Anaerococcusの同定が子宮内膜がん(EC)患者におけるバイオマーカ―になる可能性についての報告があります。
    抗菌薬情報 クリンダマイシン(CLDM)※2
    カルバペネム系薬(注1)※2
    メトロニダゾール(MNZ)※2
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    ※2一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会監修『JAMT技術教本シリーズ 臨床微生物検査技術教本』, 丸善出版株式会社, 2017年
    (注1)カルバペネム系薬:イミペネム(IPM)、メロペネム(MEPM)など

    クリンダマイシン耐性株についての報告があります。
    文献情報 ・一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会監修『JAMT技術教本シリーズ 臨床微生物検査技術教本』, 丸善出版株式会社, 2017年
    ・Postpartum Endometritis and Sepsis Associated with Gardnerella vaginalis and Anaerococcus tetradius: Case Report and Literature Review
    ・Microbiota of the seminal fluid from healthy and infertile men
    ・Human papillomavirus infection and cervical intraepithelial neoplasia progression are associated with increased vaginal microbiome diversity in a Chinese cohort
    ・A comprehensive analysis of the uterine microbiome in endometrial cancer patients -identification of Anaerococcus as a potential biomarker and carcinogenic cofactor
    保有者率 10.5%
    レア度 ★☆☆
    平均保有率 2.2%

    抗菌薬情報は抗菌薬インターネットブックの情報、または書籍に記載されている情報を記載しています。

    保有者率 : 全検体からその細菌が検出される割合です。例えば保有者率50%の場合、100検体中50検体でその細菌が検出されたことになります。                    
    レア度  : 保有者率を基に分類しており、保有者率10%以上を星1つ、1%以上を星2つ、1%未満を星3つと分類しています。星の数が少ない細菌は保有者率が多い細菌となります。
    平均保有率: 保有者から検出されたその細菌の平均値です。保有者率、平均保有者率は、弊社の検査データに基づいて算出しています。