Atopobium
区分 | 病原性細菌 |
---|---|
生殖・周産期・性感染症の報告症例 | 細菌性腟症 |
属名 | Atopobium |
性状 |
偏性嫌気性菌 グラム陽性桿菌 |
コメント |
細菌性腟症(BV)に関連する細菌として報告されています。 A.vaginaeは婦人科領域の化膿性感染症で分離されたとの報告があります。 |
抗菌薬情報 |
クロラムフェニコール(CP)※4 メトロニダゾール(MNZ)※6 クリンダマイシン(CLDM)※6 ※4渡邉邦友「いわゆる嫌気性菌が関与する感染症に関する最近の話題」『感染症学雑誌』, 第80巻第2号, 2006年 ※6菊池賢・橋本正良監修『日本語版 サンフォード感染症治療ガイド2018〔第48版〕』, ライフサイエンス出版株式会社, 2018年 |
文献情報 |
・菊池賢・橋本正良監修『日本語版 サンフォード感染症治療ガイド2018〔第48版〕』, ライフサイエンス出版株式会社, 2018年 ・渡邉邦友「いわゆる嫌気性菌が関与する感染症に関する最近の話題」『感染症学雑誌』, 第80巻第2号, 2006年 |
保有者率 | 18.9% |
レア度 | ★☆☆ |
平均保有率 | 22.2% |
抗菌薬情報は抗菌薬インターネットブックの情報、または書籍に記載されている情報を記載しています。
保有者率 : 全検体からその細菌が検出される割合です。例えば保有者率50%の場合、100検体中50検体でその細菌が検出されたことになります。
レア度 : 保有者率を基に分類しており、保有者率10%以上を星1つ、1%以上を星2つ、1%未満を星3つと分類しています。星の数が少ない細菌は保有者率が多い細菌となります。
平均保有率: 保有者から検出されたその細菌の平均値です。保有者率、平均保有者率は、弊社の検査データに基づいて算出しています。