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    医療関係者向け情報

    Parvimonas 

    区分 病原性細菌
    生殖・周産期・性感染症の報告症例 細菌性腟症
    性感染症
    属名 Parvimonas
    性状 嫌気性菌
    グラム陽性球菌
    コメント ヒトの口腔、上気道、腸管等の粘膜に生息する常在菌の1種です。
    細菌性腟症(BV)に関連する細菌として報告されています。
    また慢性歯周病や歯性膿瘍、扁桃周囲膿瘍、慢性副鼻腔炎、慢性中耳炎、肺化膿症の原因菌として知られています。
    近年、HIV感染および子宮頸部異形成との関連が報告されております。
    以前はMicromonasと呼ばれており、臨床的に重要なMicromonas microsも現在はParvimonas micraに再分類されています。
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    文献情報 ・日本性感染症学会誌 性感染症 診断・治療 ガイドライン 2016
    ・Evaluation of the association between the concentrations of key vaginal bacteria and the increased risk of HIV acquisition in African women from five cohorts: a nested case-control study.
    ・Linking cervicovaginal immune signatures, HPV and microbiota composition in cervical carcinogenesis in non-Hispanic and Hispanic women
    ・Associations between vaginal bacteria implicated in HIV acquisition risk and pro-inflammatory cytokines and chemokines


    保有者率 2.8%
    レア度 ★★☆
    平均保有率 1.7%

    抗菌薬情報は抗菌薬インターネットブックの情報、または書籍に記載されている情報を記載しています。

    保有者率 : 全検体からその細菌が検出される割合です。例えば保有者率50%の場合、100検体中50検体でその細菌が検出されたことになります。                    
    レア度  : 保有者率を基に分類しており、保有者率10%以上を星1つ、1%以上を星2つ、1%未満を星3つと分類しています。星の数が少ない細菌は保有者率が多い細菌となります。
    平均保有率: 保有者から検出されたその細菌の平均値です。保有者率、平均保有者率は、弊社の検査データに基づいて算出しています。