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    医療関係者向け情報

    Haemophilus 

    区分 常在菌 (一部病原性細菌)
    生殖・周産期・性感染症の報告症例 性感染症
    属名 Haemophilus
    性状 通性嫌気性菌
    グラム陰性桿菌
    コメント ヒトの鼻腔、咽頭などの上気道に常在している細菌の1種です。
    H. influenzaeは、髄膜炎、菌血症、化膿性関節炎、肺炎、気管支炎、中耳炎、結膜炎、副鼻腔炎、喉頭蓋炎など数多くの小児期感染症の原因菌です。
    男性不妊の精液より検出されたという報告もあります。
    H. ducreyiはSTD(性感染症)の1つである軟性下疳の原因菌です。
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    文献情報 ・Bacterial Communities in Semen from Men of Infertile Couples: Metagenomic Sequencing Reveals Relationships of Seminal Microbiota to Semen Quality.
    保有者率 1.2%
    レア度 ★★☆
    平均保有率 6.5%

    抗菌薬情報は抗菌薬インターネットブックの情報、または書籍に記載されている情報を記載しています。

    保有者率 : 全検体からその細菌が検出される割合です。例えば保有者率50%の場合、100検体中50検体でその細菌が検出されたことになります。                    
    レア度  : 保有者率を基に分類しており、保有者率10%以上を星1つ、1%以上を星2つ、1%未満を星3つと分類しています。星の数が少ない細菌は保有者率が多い細菌となります。
    平均保有率: 保有者から検出されたその細菌の平均値です。保有者率、平均保有者率は、弊社の検査データに基づいて算出しています。