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    医療関係者向け情報

    Mycoplasma

    区分 病原性細菌
    生殖・周産期・性感染症の報告症例 細菌性腟症
    性感染症
    周産期
    属名 Mycoplasma
    性状 通性嫌気性菌
    細胞壁をもたない
    コメント 動物およびヒトの口腔、上気道、生殖器内などに生息する細菌の1種です。
    細菌性腟症(BV)や早産に関連する細菌として報告されています。
    M. genitaliumは成人男性の尿道炎、女性の急性子宮頸管炎、骨盤内感染症の原因となり、性感染症の原因として問題になっています。
    M. hominisはヒト下部泌尿器粘膜の常在菌ですが、尿道炎、骨盤内感染症を引き起こす原因となります。
    抗菌薬情報 マクロライド系抗菌薬(注3)※6
    メトロニダゾール(MNZ)※6
    クリンダマイシン(CLDM)※6
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    (注3)マクロライド系抗菌薬:エリスロマイシン(EM)など ※1
    ※6菊池賢・橋本正良監修『日本語版 サンフォード感染症治療ガイド2018〔第48版〕』, ライフサイエンス出版株式会社, 2018年
    ※1松本哲哉編『最新臨床検査講座 臨床微生物学』, 医歯薬出版株式会社, 2017年
    文献情報 ・松本哲哉編『最新臨床検査講座 臨床微生物学』, 医歯薬出版株式会社, 2017年
    ・一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会監修『JAMT技術教本シリーズ 臨床微生物検査技術教本』, 丸善出版株式会社, 2017年
    ・菊池賢・橋本正良監修『日本語版 サンフォード感染症治療ガイド2018〔第48版〕』, ライフサイエンス出版株式会社, 2018年
    保有者率 1.1%
    レア度 ★★☆
    平均保有率 6.7%

    抗菌薬情報は抗菌薬インターネットブックの情報、または書籍に記載されている情報を記載しています。

    保有者率 : 全検体からその細菌が検出される割合です。例えば保有者率50%の場合、100検体中50検体でその細菌が検出されたことになります。                    
    レア度  : 保有者率を基に分類しており、保有者率10%以上を星1つ、1%以上を星2つ、1%未満を星3つと分類しています。星の数が少ない細菌は保有者率が多い細菌となります。
    平均保有率: 保有者から検出されたその細菌の平均値です。保有者率、平均保有者率は、弊社の検査データに基づいて算出しています。