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    医療関係者向け情報

    Prevotella 

    区分 病原性細菌
    生殖・周産期・性感染症の報告症例 細菌性腟症
    属名 Prevotella
    性状 偏性嫌気性菌
    グラム陰性球桿菌
    コメント 口腔、腟に生息し呼吸器感染症、性器感染症などに関与することが知られています。
    P. bivia、P. disiensは婦人科領域で重要性の高い菌種で、細菌性腟症(BV)に関連する細菌として報告されています。
    β-ラクタマーゼ産生株があります。
    抗菌薬情報 メトロニダゾール(MNZ)※2
    β-ラクタマーゼ阻害薬配合ペニシリン系薬(注2)※2
    カルバペネム系薬(注1)※2
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    ※2一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会監修『JAMT技術教本シリーズ 臨床微生物検査技術教本』, 丸善出版株式会社, 2017年
    (注2)β-ラクタマーゼ阻害薬配合ペニシリン系薬:スルバクタム(SBT)/アンピシリン(ABPC)、タゾバクタム(TAZ)/ピペラシリン(PIPC)など ※2
    (注1)カルバペネム系薬:イミペネム(IPM)、メロペネム(MEPM)など※2
    文献情報 ・松本哲哉編『最新臨床検査講座 臨床微生物学』, 医歯薬出版株式会社, 2017年
    ・一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会監修『JAMT技術教本シリーズ 臨床微生物検査技術教本』, 丸善出版株式会社, 2017年
    ・太田敏子ら編『メディカルサイエンス 微生物検査学〔第二版〕』, 株式会社 近代出版, 2016年
    保有者率 35.9%
    レア度 ★☆☆
    平均保有率 8.0%

    抗菌薬情報は抗菌薬インターネットブックの情報、または書籍に記載されている情報を記載しています。

    保有者率 : 全検体からその細菌が検出される割合です。例えば保有者率50%の場合、100検体中50検体でその細菌が検出されたことになります。                    
    レア度  : 保有者率を基に分類しており、保有者率10%以上を星1つ、1%以上を星2つ、1%未満を星3つと分類しています。星の数が少ない細菌は保有者率が多い細菌となります。
    平均保有率: 保有者から検出されたその細菌の平均値です。保有者率、平均保有者率は、弊社の検査データに基づいて算出しています。