世界標準の品質マネジメントシステムCAP-LAP認定を取得
ゲノムテクノロジーを用いた遺伝学的検査を開発・臨床実装するVarinos株式会社 お台場ラボラトリー(以下Varinos)は、臨床検査の品質管理において世界標準といえる「CAP(College of American Pathologists:米国病理医協会)による臨床検査室認定プログラム「LAP(Laboratory Accreditation Program)」を取得いたしました。
「CAP-LAP認定」は、CAPが実施する臨床検査業務に関わる世界的な認定制度で、検査の精度基準や管理において細かくかつ厳しい評価基準が設けられています。そのため、認定を取得できている検査室は世界標準の品質マネジメントシステムの構築ができていると認められたことになります。
Varinosは、2017年より生殖補助医療領域を中心にゲノム解析技術を応用した検査の開発・実用化を進めており、日本で蓄積した多くのエビデンスや実績をもとに、2024年より海外での検査提供も始めています。Varinosが独自開発する精度の高い検査は国内のみならず海外からも注目を集めており、欧米をはじめ、品質を重視する海外の医療機関にも安心して導入・出検していただくために「CAP-LAP認定」を取得するに至りました。
今後も「CAP-LAP認定」の臨床検査ラボラトリーとして、世界に誇る精度の高いゲノム検査を世界中に提供していく所存です。
適用規格 | CAP-LAP |
登録組織 | Varinos株式会社 お台場ラボラトリー |
登録日 | 2024年4月24日 |
登録番号 | 9711732 |
審査機関 | College of American Pathologists(CAP) |
[Varinos株式会社]
『ゲノム解析技術を通じて、家族の未来をつくる』をミッションに、診断や治療方針の決定にゲノム情報を利用するゲノム医療の実現化を目指したベンチャー。
他国から遅れをとっている日本のゲノム検査業界をけん引すべく、本格的なゲノム解析が実施できる衛生検査所として精度管理を徹底しながら、高速でDNA配列を解読する次世代シーケンサーを使ったゲノム検査の開発や提供、そして医療機関や研究機関、企業等との共同研究や受託解析を行う。
2017年12月に、世界で初めて実用化した「子宮内フローラ検査」は、国内のみならず海外の医療機関からも注目を集めている。子宮内フローラのリーディングカンパニーとして、国内はもちろん、日本で蓄積したエビデンスや実績を活かし、世界中の不妊や少子化、女性特有の健康課題の解決に貢献すべく、国内外での検査提供を進める。子宮内フローラ検査の他、着床前ゲノム検査(PGT-A)や次世代POCゲノム検査などを生殖補助医療領域において提供。
また、妊活・不妊治療に取り組む方に向け、「腟内検体採取式 子宮内フローラCHECK KIT」やサプリメント「女性のフローラから考えたラクトフェリン」「子宮で過ごす赤ちゃんのことを考えた 葉酸・ビタミンD・ラクトフェリン」を展開。
中小企業基盤整備機構主催「Japan Venture Awards 2020」で経済産業大臣賞を、「東京ベンチャー企業選手権大会2021」では優秀賞(産業労働局長賞)を、「リプロダクティブヘルスアワード2024」では最高評価にあたるゴールド賞を受賞。
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