子宮内フローラ検査
子宮内フローラ検査について
サービス概要
2015年以降、次世代シーケンサーを用いて子宮内細菌叢を解析する研究が進められ、従来無菌だと考えられていた子宮内にも細菌が存在する事が明らかとなりました。そして、これら細菌の属レベルでの割合の研究も行われ、ラクトバチルス属菌の割合が妊娠、出産に影響を与える事が分かってきました。
子宮内フローラ検査は、子宮内または腟内におけるラクトバチルス属菌の占有率を調べる検査です。
子宮内または腟内のラクトバチルス属菌の占有率は、妊娠成績と相関があるとの報告があります。子宮内膜上の粘液(子宮内腔液)または腟内擦過物に含まれる細菌の16S rRNA遺伝子を次世代シークエンサー(NGS)を用いて解析し、ラクトバチルス属菌の割合を推定します。
特長
・国内のラボラトリーにて検査を実施
・NGSを用いる為、培養では検出困難な細菌や微量な細菌でも検出可能
・細菌は種レベルまで解析可能(追加料金)
本検査は子宮内腔液あるいは腟液を採取し、生殖器の菌叢の確認を目的とします。
検査をご希望の場合は、お問い合わせ窓口 :info@varinos.com までご連絡ください。
※ 本サービスは研究用途限定となります。
子宮内フローラ検査の流れ
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01
弊社と契約
弊社営業担当がご施設に伺います。
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02
検査キットご注文
子宮内フローラ検査キット注文書に必要事項を記入して、FAXあるいはEメールにてお申し込み下さい。
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03
キットの受取
後日、弊社よりご施設に検査キットをお送りいたします。
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04
検体採取と発送
子宮内あるいは腟内から試料を採取し、試料の入った保存容器と依頼書を対面で手渡し、ワレモノ指定で配達記録の残る方法で弊社ラボラトリー宛に発送して下さい。試料発送前に検体発送連絡書をFAXを送ってください。
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05
検査結果報告書の受取
弊社ラボラトリーにて、次世代シークエンサーによる解析を行い、結果報告書を郵送あるいはPDFにてご返却いたします。