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    妊活中いつならお酒を飲んでも良い?お酒以外で控えるべき飲み物や医師お勧めの飲み物も紹介

    妊活中いつならお酒を飲んでも良い?


    妊活中は、できるだけ妊娠に適した体に整えるため、お酒や食べるものなどに気を使われている方も多いと思います。

    しかし、長期間、毎日摂生した生活を送るのもストレスがたまり逆効果になりかねません。
    そこで、今回は「妊活中のお酒」にフォーカスし、古賀文敏ウイメンズクリニック・古賀院長に
    ・どの程度であればお酒を飲んでも良いか
    ・お酒を飲んでもよいタイミングは?
    ・お酒を飲む際の工夫や注意点
    ・妊活中におすすめの飲み物

    などについて、お話をうかがいました。

    古賀文敏院長

    執筆者:Varinos編集部

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    妊活中の女性がお酒を控えたほうが良い理由とは

    妊活中にお酒を控えたほうが良いと言われる理由はいくつかありますが、

    実は適量であればほとんど影響がないものや、アルコールの影響とは言えないものもあります。

    妊娠率が下がる

    米国生殖医学会は、アルコールが体外受精に与える影響について調査した疫学(統計)研究6論文のうち3論文は、

    不妊治療を開始した時点での飲酒は胚の質を低下させるほか、受精率や着床率に良くない影響があるが、1年以上前のアルコール摂取の影響はない

    と発表しています。*

    *Caffeine, alcohol, smoking, and reproductive outcomes among couples undergoing assisted reproductive technology treatments

    また、アルコール1日2単位(1単位20g)以上で、不妊症の確率が上がると発表しています。

    (参考)アルコール1単位(20g)の目安

    アルコールの1単位とは、純アルコールに換算して20gのことです。

    アルコール1単位(20g)はどのくらい

    缶ビール1缶[5度](500ml)
    清酒1合[15度](180ml)
    ワイン 1/4杯[14度](200ml)
    缶チューハイ[5度]1.5缶(約520ml)


    着床や生理周期の乱れへの影響は、アルコールとあまり関係ない?

    アルコールにより
    ・エストロゲンのバランスが乱れ、着床にも影響が出る
    ・生理周期が乱れる
    と言われることもありますが、『適量の範囲内で、アルコールがそこまで影響するとは言えないのではないかと思います。(古賀院長)』ということからも、妊活中に過度な飲酒は避けるべきですが、妊活期間中はずっと禁酒をしなくてはいけないとまでは考えなくても良いでしょう。


    基礎体温がはっきりせず排卵日が特定しにくくなるのもアルコールの影響とは言えない?

    基礎体温に関しても、一概にアルコールの影響とは言えません。

    『基礎体温がはっきりせず、排卵日が特定しにくいというのは、多くの場合、基礎体温が低く、高温期も少ししか基礎体温が上がらないというケースです。
    基礎体温が低いのは、基礎代謝が落ちていることが原因として挙げられます。これは筋肉量に比例するので、例えば筋肉量の多い方などは、基礎体温が平均37度ぐらいある場合もあります。
    反対に、基礎体温が低い人は、甲状腺機能の低下や鉄欠乏の可能性があります。
    甲状腺機能が低下しているのは、動物の冬眠と一緒です。基礎代謝を落とし、心臓をゆっくり動かして、何も食べなくても冬を越せるようにしている状態です。こういった状態のときは、基礎体温も下がります。
    つまり、アルコールというよりも、代謝の問題と言えます。アルコールが体に残っている場合は、体温も上がることがありますが、アルコールが抜けたときは、代謝や甲状腺、貧血などの影響でしょう。そのため、一番心配すべきは、貧血がないか、甲状腺機能の低下がないかです。
    また、過度な飲酒は避けるべきですが、お酒が好きな人が不妊治療中ずっと禁酒をしてストレスが溜まってしまうくらいであれば、治療の結果が出なかったときなど、たまには適量のお酒を飲んでも良いと患者さんにも伝えています。(古賀院長)』

    古賀文敏院長

    基礎体温でわかるのは排卵したという結果。排卵日を事前に知ることはできない?


    妊活/不妊治療中で、お酒を飲んではいけない時期

    妊活や不妊治療を進める上で、時期によっては飲酒を避けなくてはいけない時期があります。

    妊活/不妊治療中にお酒を飲んではいけない時期


    排卵日の可能性がある時期から妊娠の可能性がある時期までは飲酒を控える

    妊娠中(特に妊娠初期)は、胎児へのお酒の影響を考え、飲酒は避けるべきです。

    自然妊娠の場合は、気づかず飲んでしまうこともあると思いますが、妊活や不妊治療に取り組んでいる方は、排卵日から妊娠判定がでるまで、お酒は控えるようにしましょう。


    採卵前後の飲酒は控える

    採卵の前後は、飲酒は控えましょう。

    『採卵前の卵がたくさんできている時は脱水症状になりやすいです。また、採卵する際は、卵巣に針を刺し、炎症も起こりやすい状態です。

    そのため、採卵前後での飲酒は控えていただくのが良いでしょう(古賀院長)。』

    古賀文敏院長


    胚移植前の飲酒

    胚移植前は、胚移植に向けコンディションを整えるという意味で、1週間前ぐらいからお酒を控えていただくと良いでしょう。また、胚移植後は妊娠の可能性があるため、妊娠判定までは飲酒を控えるようにしましょう。


    妊活中にお酒を飲む際の工夫や注意点

    妊活や不妊治療中にお酒を楽しむ際、何も気にせずに飲むのではなく、体への影響を考え、ちょっとした工夫や注意点をおさえておくとよいでしょう。


    適量に留める

    過度な飲酒は妊活や不妊治療だけではなく、体にもよくありません。
    米国生殖医学会同様、厚生労働省でも「『節度ある適度な飲酒』としては、1日平均純アルコールで約20g程度」としています。
    この範囲内での飲酒に留めるようにすると良いでしょう。


    糖質が低いお酒を選ぶ

    アルコールの種類によっては、血糖値が大幅に上がるものもあります。

    妊活中のお酒選びのポイント:糖質が低いお酒を選ぶ

    血糖値が上がりやすいお酒:日本酒、ビール、ワイン、カクテル等
    血糖値が上がりづらいお酒:焼酎、ウイスキー、ハイボール

    『血糖値が急激に上がると、その後、必ず低血糖になります。この現象を「血糖値スパイク」と言います。血糖値が上昇すると、終末糖化産物(AGE)という、老化の元になるものが体内で多く発生します。

    これは卵子の老化や卵巣機能など、体の老化にもつながってしまいます。

    そのため、お酒飲む場合は、血糖値が上がりづらいものを選ぶと良いでしょう。(古賀院長)』

    古賀文敏院長


    お酒を飲むなら、亜鉛も摂取することを意識する

    アルコールを代謝するためには亜鉛が必要となります。そのためアルコールを飲むと亜鉛が不足してしまうことがあります。

    亜鉛は、排卵や着床に関係する女性ホルモンの働きを高めるほか、子宮の環境を整える働きにも期待されています。また、胚(受精卵)の分割にとっても大事な栄養素です。
    お酒を飲んでいる方は、亜鉛をしっかり取るように意識すると良いでしょう。

    亜鉛はなぜ妊婦や妊活中に必要?不足するとどうなる?亜鉛を多く含む食材やレシピも紹介!

    亜鉛の摂取目安量

    『人により、亜鉛をどの程度摂取したほうが良いかは異なります。理想としては、医療機関で血液検査を行い、ALP(アルカリフォスファターゼ)の値を確認したうえで、不足分をサプリメントなどで補うのが良いでしょう。

    お酒をよく飲まれる方で、検査を受けるのが難しいという場合は、1日15mg~30mgを目安に亜鉛を摂取されると良いでしょう。

    (古賀院長)』

    古賀文敏院長


    睡眠の質が下がらないよう、深夜の飲酒や深酒はしない

    飲酒によって、深い眠りが減り、睡眠サイクルが不安定になることで、眠りの質が低下してしまう可能性があります。

    また、お酒を飲むと、肝臓でアルコールが分解されはじめます。その際、糖も一緒に分解されるため、血糖値が下がっていきます。その結果、また糖質を取りたくなり、お酒を飲んだ後に〆のうどんやラーメンを食べたくなってしまいます。
    糖質の高いうどんやラーメンはAGEの発生につながるだけではありません。
    満腹になると、「満腹ホルモン」と呼ばれるレプチンが分泌されることで、眠くなります。それだけではなく、レプチンは、食べたものを消化するために胃腸の活動を活発にします。その結果、脳や体が休まらず、浅い眠りになってしまいます。

    睡眠の質の低下は、妊娠や出産にも関わる

    睡眠が妊娠率や生児獲得率にも関係するといったことがわかってきています。

    ・睡眠不足は、黄体形成ホルモンや卵胞刺激ホルモンに影響し、排卵サイクルや卵巣予備機能に悪影響を与える可能性がある。
    ・乳汁分泌ホルモンとも呼ばれるプロラクチンは、睡眠不足によって分泌が増えることがある。高プロラクチン血症になると、排卵抑制や多嚢胞性卵巣症候群・子宮内膜症のリスクが高まり、妊娠しづらくなることがある。
    ・睡眠不足はコルチゾールというストレスホルモンの分泌を促すことがある。コルチゾールが過剰に分泌されると、排卵障害や月経不順を引き起こす可能性がある。


    太ると不妊リスクが上がる可能性があるので、おつまみを食べ過ぎない

    お酒とともに、おつまみも食べたくなると思いますが、

    体重が増加すると不妊リスクが上がる

    こともわかっています。

    妊活や不妊治療の観点での適正体重や太りすぎによる妊娠・出産へのリスクは、下記の記事でご紹介しています。

    「不妊治療はどんどん太る」はホント?妊活中の適正体重とは?


    お菓子に含まれるお酒にも気を付けないといけない?

    『チョコレートボンボンなど、お菓子に含まれているお酒に関しては、1粒や2粒ぐらいであれば、それほど気にする必要はありません。ただし、大量に食べるのは控えましょう。(古賀院長)』


    お酒以外にも妊活中は控えたい飲み物

    妊活中はお酒以外にも控えたほうが良い飲み物があります。

    お酒以外にも妊活中に控えたい飲み物


    カフェインの入った飲み物

    カフェインの入った飲み物(お茶、コーヒー、紅茶、コーラ等)は、摂り過ぎないようにしたほうが良いと言えるでしょう。

    米国生殖医学会の発表*では、
    ・カフェインの大量摂取(500 mg、1日5杯以上のコーヒーまたは同等量)は、生殖能力の低下と関連している
    ・妊娠中、1日200~300 mg(1日2~3杯)を超えるカフェイン摂取は流産のリスクを高める可能性があるが、先天異常のリスクには影響しない
    ・全体的に、妊娠前または妊娠中の中程度のカフェイン摂取(1日1~2杯のコーヒーまたは同等量)は、生殖能力または妊娠の結果に明らかな悪影響を及ぼさない

    としています。

    *Optimizing natural fertility: a committee opinion (2022)

    『海外では、コーヒーなどカフェインの入った飲み物を1日2杯ぐらい摂取したほうが健康に良いという発表もあります。妊活中でも、このくらいであれば飲んでも問題ありません。しかし、

    カフェインに依存した状態はよくありません。

    一日に何杯も飲まないと頑張れないという方は、慢性疲労の可能性があります。また、朝起きてカフェインを取らないと元気が出ないという人は、低血糖になっていることが考えられます。そういう方は、

    夜少しだけ質のいいハチミツを取ると、夜間に低血糖を起こさない

    ので、試してみていただいても良いかもしれません。いずれにせよ、カフェインに依存するような生活はよくないので、たくさんカフェインを摂取しないと頑張れないという方は、生活を見直した方が良いです。(古賀院長)』

    古賀文敏院長


    糖分の多い飲み物(ジュースやスムージー、清涼飲料水)

    糖分の多い飲み物は、血糖値が上昇します。

    例えば、濃縮還元のりんごジュースは手軽に飲めますが、生のりんごに比べるとビタミンや食物繊維が少なくなり、血糖値も上がりやすいと言えます。りんごに限ったことではありませんが、果物は、皮の部分に栄養が多く含まれていることも多く、

    果物を摂取するのであれば、ジュースではなく、皮ごと食べたほうが良いでしょう。

    同様に、手軽に野菜が摂れる野菜ジュースも商品によっては糖質が多く、添加物が入っているものもあります。ご自宅でスムージーを作るという手もありますが、果物などを入れると糖質も高くなります。
    妊活中にも大切な葉酸を野菜から積極的採りたい場合は、ジュースからではなく、野菜そのものから摂取されると良いでしょう。

    「葉酸」が妊娠前から妊娠中ずっと大切な理由とは?

    トマトジュースの栄養価は高いが、添加物には注意

    トマトジュースは、商品によっては添加物が入っているため、トマトの栄養価に期待して摂取したい場合は、ジュースではなく、そのままトマトとして食べたほうが良いでしょう。


    冷たい飲み物

    妊活中は、なるべく体を冷やさないようにすることが大切です。
    女性は男性に比べて筋肉量が少なく、脂肪が多い傾向にあります。筋肉が少ないと体は冷えやすく、脂肪が多いと体は温まりにくいため、冷え性の女性が多いと言えます。

    しかし、体が冷えてしまうと血行不良になり、血行不良は卵子の質の低下や、女性ホルモンの分泌が悪くなることによる生理不順などを引き起こすことがあります。

    そのため、妊活中の女性は体の中から温めるということを意識したほうが良いのですが、冷たい飲み物は体を冷やしてしまいます。
    常に冷たい飲み物を選ぶのではなく、体を温めることを意識し、飲み物を選ぶと良いでしょう。


    氷をかみたくなる人は、鉄欠乏の可能性も??

    『冷たい飲み物を1~2杯飲んだからと言って体が冷え切ってしまい、妊活に悪影響を及ぼすかというと、そこまでではないと思います。ただし、

    冷たいものをどうしても飲みたい人や氷を噛みたくなる人は、鉄欠乏の可能性があります。

    一度、血液検査をされても良いかもしれません。また、体の中から温めるという意味では、飲み物を工夫するだけではなく、筋力をつけるといった取り組みをするのも良いでしょう。(古賀院長)』

    古賀文敏院長


    妊活中におすすめの飲み物とその理由

    妊活中におすすめの飲み物とその理由についてご紹介します。

    妊活中におすすめの飲み物


    お水

    人間の体は約60%が水分でできています。体の水分が不足すると血行不良の原因になり、酸素や栄養素を体中の細胞に届けることができなくなってしまいます。つまり、

    妊娠に大切な卵巣などにも酸素や栄養素が届き切らず、卵巣機能の低下につながる可能性があります。

    1日どのくらい水を飲むとよいか

    体重や活動量によっても、どのくらい水分を摂るべきかは変わってきますが、目安としては、1日あたり常温の水を1.2L程度飲むよう意識すると良いでしょう。


    ルイボスティーなどノンカフェインの飲み物

    お水だけでは、飽きてしまうこともあると思います。
    妊活中に飲み物を選ぶ際は
    ・カフェインが入っていないもの
    ・糖質がないもの
    ・栄養価にも期待できるもの

    を基準に選ぶと良いでしょう。

    ルイボスティーや黒豆茶は、スーパーなどでも手軽に入手できるため、妊活中にもおすすめの飲み物です。

    [ルイボスティー]
    カフェインも糖質もなく、鉄分やポリフェノール、亜鉛といった妊活時にも大切な栄養素が摂取できます。
    ただし、ルイボスティーも摂り過ぎると、ポリフェノールの影響で体調を崩してしまう可能性があるため、飲み過ぎないようにしましょう。

    [黒豆茶]
    ノンカフェインで糖質もなく、黒豆に含まれるアントシアニンは抗酸化作用も期待されています。
    ただし、黒豆茶には利尿作用があるカリウムも含まれているため、飲みすぎると体を冷やす原因にもなるので、飲みすぎはよくありません。

    [ハーブティー]
    ハーブは、種類により、期待される効果が異なります。妊活にプラスになるものもあれば、控えたほうがよいものもあります。
    ご自身で見極めるのが難しい場合は、妊活向けにブレンドしたハーブティーなどを選ぶと良いでしょう。ただし、妊娠がわかった場合は、飲むのを控えたほうがよいものもあるため、注意が必要です。


    妊活中の男性がお酒を控えたほうが良い理由

    男性の場合、適量であれば、アルコールの摂取が妊活へ影響することはないと考えられていますが、過度な飲酒は妊活において、以下のような影響が出る可能性があります。
    ・自律神経や脳に影響し、勃起不全や射精を妨げてしまう
    ・酸化ストレスを引き起こし、精子の質を下げる
    ・精液量や正常形態率に悪影響を与える

    妊活・不妊治療は男女二人三脚で進めることが大切です。
    男性も妊活中や不妊治療中の飲酒は適量、適度な頻度を心がけましょう。


    妊活中のお酒に関するまとめ

    妊活中にお酒を飲んでも良いタイミングやお酒の選び方、またお酒以外にも妊活中には控えたい飲み物や、反対におすすめの飲み物をご紹介しました。

    ・妊活中の女性がお酒を控えたほうが良い理由としては、「妊娠率」との関係が挙げられる。
    ・妊活/不妊治療中で、お酒を飲んではいけない時期は、「排卵の可能性がある時期から妊娠の可能性がある時期まで」、「採卵前後」、「胚移植前」。
    ・妊活中にお酒を飲む際の工夫や注意点としては、「適量に留めること」、「糖質が低いお酒を選ぶこと」、「亜鉛も摂取すること」、「深夜の飲酒や深酒はしないこと」、「おつまみを食べ過ぎないこと」。
    ・お酒以外にも妊活中は控えたい飲み物としては、「カフェインの入った飲み物」や「糖分の多い飲み物」、「冷たい飲み物」など。なお、氷をかみたくなる人は、鉄欠乏の可能性もある。
    ・妊活中におすすめの飲み物としては、「お水」や「ルイボスティーなどノンカフェインの飲み物」。


    この記事の監修者

    古賀文敏ウイメンズクリニック
    古賀 文敏 院長

    1996年 大分医科大学(現大分大学)卒業
         久留米大学産婦人科入局
    1999年 国立小倉病院周産期病棟医長
    2004年 久留米大学病院不妊・内分泌部門主任
    2007年 福岡市中央区大名に古賀文敏ウイメンズクリニック開院
    2014年 福岡市中央区天神に移転・拡張、胎児診断部門併設
    2021年 事業構想大学院大学卒業、事業構想修士(MPD)

    [役職]
    日本生殖心理学会理事長、日本レーザーリプロダクション学会副理事長、
    日本IVF学会理事、日本受精着床学会評議員、日本生殖内分泌学会評議員

    [資格]
    日本産科婦人科学会専門医、日本人類遺伝学会専門医、
    福岡大学産婦人科臨床教授

    古賀文敏院長

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