【調査結果】不妊治療と仕事の両立に関するアンケート
子宮内フローラ検査を提供するVarinosの公式SNS上で、「不妊治療と仕事の両立に関するアンケート」を実施いたしました。
[1]90%以上が不妊治療と仕事の両立に難しさを感じている
「仕事と不妊治療は両立できていますか?」という問いに対し、
90%以上の方が不妊治療と仕事の両立に関して難しさを感じている
ことがわかりました。
また、そのうちの20%は「働き方を変えた」、21%は「仕事は休職/退職した」と回答しています。
最近では、土日祝日や夜遅くまで診療している不妊治療クリニックや仕事の都合で来院できない場合は電話やオンラインによる診察を行うクリニックも増えてきているようです。ただし、お近くにそういった不妊治療クリニックがあるとは限らないため、
働く女性が仕事と不妊治療を両立させるためには、企業(職場)の理解やサポートが欠かせない
と言えます。
[2]約90%が採卵/胚移植日は仕事を休む
不妊治療、特に体外受精(顕微授精)を行う際は、不定期あるいは急遽医療機関を受診しないといけないことがあります。
そこで、採卵日と胚移植日に絞りアンケートを行ったところ、
60%の方が「採卵日も胚移植日も仕事は休んでいる」
と回答されました。
また、「採卵日だけ仕事を休んでいる」方は24%、「胚移植日だけ仕事は休んでいる」方は4%という結果でした。
採卵日や胚移植日に仕事を休まれる理由としては、不妊治療クリニックでの治療終了時刻のめどが立たないといった理由もあると思いますが、医師によると、採卵後や胚移植後に必ず仕事を休まなくてはいけないというわけではないようです。
詳細は下記の記事でご覧ください。
▶採卵や胚移植日の仕事が休めない場合どうする?仕事と両立する不妊治療の進め方
[3]約90%が不妊治療で仕事を休むのに大変な思いをしたことがある
「採卵日や胚移植日に仕事を休むために大変な思いをしたことはありますか」と質問したところ、
「常に大変な思いをしている(31%)」
、
「仕事の都合によっては、大変な時もある(56%)」
という結果で
約90%が仕事との調整で大変な思いをされたことがある
ことがわかりました。
心身への負荷が大きい不妊治療を行いながら、仕事も変わらず続けるのはとても大変なことです。不妊治療をしていることを職場の上司や同僚に伝えていない方も多く、不妊治療との両立に悩まれる方も少なくないと思います。
仕事への影響をできるだけおさえながら不妊治療を行うにはどうしたらよいのか、下記の記事でご紹介していますので、不妊治療と仕事を両立させる上でのお役に立てれば幸いです。
アンケート概要
アンケート方法:Varinos公式Instagram・Xのアンケート機能にて実施
アンケート期間:Instagram:2024年7月12日(24時間)、X2024年7月12日~18日
アンケート対象者:各質問に対し、回答できる方
アンケート回答数:[1]86アカウント、[2]78アカウント、[3]75アカウント
本調査結果の引用/掲載をご希望の場合は、info@varinos.com / 03-5422-6501 より、広報宛てにご連絡ください。