コエンザイムQ10が妊活に良い理由は「卵子の質」や「卵巣の働き」への好影響
不妊治療や妊活に良い影響を与えることがわかっている栄養素がいくつかありますが、コエンザイムQ10もその一つです。
そこで、今回はローズレディースクリニック・石塚文平院長に
◇コエンザイムQ10がなぜ不妊治療や妊活に良いとされているのか
◇食品やサプリメントから摂取する方法や注意点
などについて、伺いました。
不妊治療や妊活のために、日々の食生活を気遣い、様々なサプリメントも摂取されている方は、「さらにコエンザイムQ10も摂らないといけないの!?」と思われるかもしれませんが、コエンザイムQ10に期待されている妊活への効果を把握した上で、取り入れるべきかどうかを判断いただければと思います。
目次
- コエンザイムQ10とは?
- コエンザイムQ10が妊活中の女性にとって良いと言われる理由
- 【アンケート結果】不妊治療や妊活している方が、コエンザイムQ10を摂取している理由とは?
- コエンザイムQ10が妊活中の男性にとって良いと言われる理由
- 体の中のコエンザイムQ10は、年齢と共に減少
- コエンザイムQ10には還元型と酸化型がある
- コエンザイムQ10を多く含む食品とは?
- 食事だけで十分なコエンザイムQ10を摂取するのは難しい?
- コエンザイムQ10をサプリメントから摂取する場合の目安量や注意点
- 妊活において、コエンザイムQ10はいつから・いつまで摂取するべき?
- コエンザイムQ10以外にも妊活に大切な栄養素
- コエンザイムQ10に関するまとめ
- この記事の監修者
コエンザイムQ10とは?
コエンザイムQ10(CoQ10)は、体内で自然に生成される脂溶性の抗酸化物質で、細胞のエネルギー生産において重要な役割を果たします。人間のからだは細胞で構成されていますが、特に細胞の中に存在する小さな器官であるミトコンドリア内でのエネルギー生成に欠かせない成分です。
コエンザイムQ10は、心臓、肝臓、腎臓などエネルギー消費が多い臓器に多く存在しますが、年齢と共にその生成能力が低下することが知られています。
コエンザイムQ10が妊活中の女性にとって良いと言われる理由
コエンザイムQ10を摂取することで卵子の質や着床率の向上に良い影響を与えることが期待されています。
ミトコンドリア活性で卵子の老化を予防
ミトコンドリアは、細胞のエネルギー生産において中心的な役割を果たす小器官で、卵子の質にも深く関与していることがわかっています。
ミトコンドリアの機能が低下すると、卵子のエネルギー供給が不足し、卵子の老化が進むリスクが高まる
と言われています。
このため、ミトコンドリアの活性を維持することが、卵子の質を保つ上で非常に重要です。
特に加齢によりミトコンドリアの機能が低下する女性にとって、コエンザイムQ10の補充は卵子の老化を予防する効果が期待されています。
抗酸化ストレスや年齢によるAMHや卵巣機能の低下を抑える
年齢とともに、体内の抗酸化物質が減少し、酸化ストレスが増加します。酸化ストレスは細胞を傷つけるため、卵巣機能の低下を引き起こす原因ともなります。
コエンザイムQ10は強力な抗酸化作用を持つため、体内の酸化ストレスを軽減し、卵巣の健康を守る効果が期待されています。
特に、卵巣内に蓄えられている残りの卵子数を示すAMH(抗ミュラー管ホルモン)の低下を抑えることで、卵巣機能の維持にも寄与することが期待されています。
着床率アップ
コエンザイムQ10は、着床率の向上にも注目されています。着床とは、受精卵が子宮内膜に定着することで、着床することで妊娠が成立します。
コエンザイムQ10は、受精卵のエネルギー生成をサポートし、着床環境を維持するために必要なエネルギーを供給します。また、
抗酸化作用によって子宮内膜を酸化ストレスから保護し、着床環境を改善する効果も期待されます。
不妊女性とコエンザイムQ10に関する論文
原因不明の不妊症のために体外受精・顕微授精(IVF-ICSI)を受けた合計299人の患者を対象とした研究で、抗酸化物質であるコエンザイムQ10とオメガ3脂肪酸を内服した群と、しなかった群を比較しています。
その結果、内服した群の妊娠率は、服用しなかった群の妊娠率よりも統計的に高かったと報告しています。
【アンケート結果】不妊治療や妊活している方が、コエンザイムQ10を摂取している理由とは?
VarinosのInstagramやXを用い、不妊治療や妊活に取り組まれている方に、どのような目的でコエンザイムQ10を摂取されているかアンケートを実施しました。
最も多かった回答が「卵子の老化予防(38%)」、続いて「AMHや卵巣機能の低下を抑える(22%)」、「着床率UP(8%)」という結果でした。
「その他(32%)」と回答された方も一定数いらっしゃいましたが、アンケート上では、具体的な目的まで把握することができませんでした。
『不妊治療の一環でコエンザイムQ10の摂取を勧める場合は、「卵子の老化予防」、「AMHや卵巣機能の低下を抑える」、「着床率UP」が、主な目的です。
「その他」と回答した方は、もしかするとコエンザイムQ10がもつ睡眠の質が良くなる(副作用として不眠もあります)という作用や、卵子や卵巣機能に限定しないからだ全体の老化予防で飲まれている可能性もあります。あるいは、様々な栄養素が入っているサプリメントを飲まれていて、その中の一つでコエンザイムQ10も入っており、なんとなく飲まれているということもあるかもしれません。(石塚院長)』
コエンザイムQ10が妊活中の男性にとって良いと言われる理由
精子の質の維持
妊活においては、女性よりも男性にとって良い影響がある栄養素としてコエンザイムQ10を認識されている方も多いのではないでしょうか。
『コエンザイムQ10は、精子の質を維持し、精子の機能を高める効果が期待されています。(石塚院長)』
精子の質には、精子の運動性や形態、DNAの損傷度などが含まれ、これらが正常であることが妊娠の確率に影響を与えます。
コエンザイムQ10は、
精子のミトコンドリアでエネルギーを生成する際に必要な補酵素として働き、精子の運動性を向上させる他、強力な抗酸化作用により、精子を酸化ストレスから保護し、DNAの損傷を防ぐ効果があるとされています。
論文等でもこれらの効果について報告されていることから、男性の妊活をサポートする栄養素として注目されています。
精子の運動性が低下している男性や、酸化ストレスによる精子のダメージが懸念される場合には、コエンザイムQ10の摂取を検討されるのも良いでしょう。
不妊男性とコエンザイムQ10に関する論文
乏精子症と診断された不妊男性169人を対象に行われた研究です。抗酸化療法として、コエンザイムQ10・ビタミンC、Eを内服してもらい、精液の所見を追跡調査しています。
結果、コエンザイム Q10 療法後、精子濃度と運動性に顕著な改善が見られ、48 人 (28.4%) のパートナーが妊娠(そのうち 16 人 (9.5%) は自然妊娠)したと報告しています。
特発性乏精子無力症 (OA)の不妊男性65名と正常男性40名に対し行った研究です。
3 か月間、コエンザイムQ10を投与した結果、OAの不妊男性の精子濃度、精子運動能、総運動能、精液CoQ10濃度、総抗酸化力(TAC)、グルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)が有意に改善したと報告しています。
体の中のコエンザイムQ10は、年齢と共に減少
コエンザイムQ10は、体内のほぼすべての細胞に存在し、エネルギーの生成や抗酸化作用など、重要な生理機能を担っていますが、年齢とともに自然に減少してしまいます。20代をピークに徐々に低下し、40代以降には顕著に減少することが報告されています。
そのため、外部からのコエンザイムQ10の摂取が推奨されることがあります。特に、妊活中や高齢の方々には、コエンザイムQ10を含む食品やサプリメントの積極的な摂取が、体内のコエンザイムQ10レベルを維持し、細胞のエネルギー供給や抗酸化力をサポートする効果が期待されています。
コエンザイムQ10には還元型と酸化型がある
コエンザイムQ10には、「酸化型」と「還元型」という2つの形態が存在します。形態により、体内での働き方や吸収率に違いがあります。
酸化型コエンザイムQ10
酸化型コエンザイムQ10(別名:ユビキノン)は、抗酸化活性を示さないと言われています。
酸化型コエンザイムQ10は、摂取した後、小腸の細胞内で還元型へ変換されてから、各臓器へと運ばれ利用されます。
そのため、還元型コエンザイムQ10を直接摂取するのに比べ、効果を発揮するまでに若干のタイムラグが生じることがある他、体内で酸化型コエンザイムQ10から還元型コエンザイムQ10へ変換する力も、加齢やストレスとともに低下することがわかってきているため、還元型コエンザイムQ10に注目が集まるようになってきています。
還元型コエンザイムQ10
還元型コエンザイムQ10(別名:ユビキノール)は、抗酸化作用が強く、体内で直接力を発揮する形態です。
特に、妊活中で効率的にコエンザイムQ10を摂取したい方や年齢を重ねた方にとっては、還元型コエンザイムQ10をサプリメントから摂取するのも有効と言えます。
コエンザイムQ10を多く含む食品とは?
コエンザイムQ10は、エネルギー生成や抗酸化作用に欠かせない成分ですが、年齢とともに体内での生成量が減少するため、食品やサプリメントからの摂取が重要となります。
サプリメントからの摂取に抵抗がある方は、コエンザイムQ10を多く含む食材を日々の食事で摂り入れることを意識するとよいでしょう。
コエンザイムQ10を多く含む食品リスト
コエンザイムQ10は、特に以下のような食品に豊富に含まれています。記載の含有量はあくまで目安とお考え下さい。
• 魚類:
サバ、イワシなどの脂の多い魚は、コエンザイムQ10を多く含んでいます。イワシの場合、100gあたりに約6mgのコエンザイムQ10が含まれているとされています。
• 肉:
牛肉や豚肉には、コエンザイムQ10が含まれています。牛肉の場合、部位により異なりますが、100gあたりに約3mgのコエンザイムQ10が含まれているとされています。
• ナッツ類:
ピーナッツやピスタチオ、くるみなどのナッツ類もコエンザイムQ10を含んでおり、手軽に摂取できるスナックとしても優れています。ピスタチオの場合、100gあたり約2mg程度のコエンザイムQ10を含んでいるとされています。
• 野菜: ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜やカリフラワーも、少量ではありますがコエンザイムQ10を含んでいます。これらの野菜は抗酸化作用も高く、妊活中の女性にとって特に重要です。
ゆでたブロッコリーの場合、約120mlあたり0.5mgのコエンザイムQ10がほうれん草の場合、100gあたり約0.9mgのコエンザイムQ10が含まれているとされています。
食事だけで十分なコエンザイムQ10を摂取するのは難しい?
コエンザイムQ10を多く含む食品を紹介しましたが、十分な量を摂取しようと思うと食事からだけでは難しいと言えます。
そのため、妊活中の方や年齢を重ねた方が目的をもってコエンザイムQ10を摂取される場合、食品とサプリメントを併用するとよいでしょう。
例えば、イワシの場合、100gあたりに約6mgのコエンザイムQ10が含まれています。
『妊活目的の場合、1日200mg程度、コエンザイムQ10を摂取すると良いと言われています。(石塚院長)』
という目安量を食事のみで摂取しようとすると、非常に多くの量を食べなくてはいけなくなってしまいます。
そのため、バランスの取れた食事に加えて、コエンザイムQ10のサプリメントを適量補うことで、より効果的にコエンザイムQ10を体内に取り入れることを検討されるのもよいでしょう。
コエンザイムQ10をサプリメントから摂取する場合の目安量や注意点
目安量とされるコエンザイムQ10をすべて食品から摂取することが理想的ですが、食品に含まれるコエンザイムQ10の量からすると、難しいと言えます。そこで、補完的にサプリメントを利用するのも有効な方法ですが、サプリメントから摂取する場合、適切な目安量と注意点を理解した上で取り入れるようにしましょう。
コエンザイムQ10の目安となる摂取量
コエンザイムQ10の健康食品においては、推奨摂取量や摂取上限量などは定められていません。
『妊活のサポートとして取り入れる場合、200mg/日が目安とされていますが、
高血圧や心不全などの治療目的でつかわれる場合、300~400mg/日が目安とされています。(石塚院長)』
コエンザイムQ10の副作用と注意点
『コエンザイムQ10は睡眠の質の向上が期待される一方、不眠という副作用が報告された例もありますが、サプリメントなどを摂取目安量の範囲内で飲まれている場合、副作用はほとんどないとお考えいただいて良いでしょう。(石塚院長)』
ただし、過剰摂取や体質によっては副作用が現れる可能性もあります。
• 消化器系の不調:
大量摂取により、胃の不快感や下痢、吐き気が生じることがあります。
• 血圧低下:
コエンザイムQ10は、血圧を下げるという報告があるため、高血圧の薬を服用している場合は、医師に相談することが必要です。低血圧の方は、摂取量に注意が必要です。
• 薬剤との相互作用:
コエンザイムQ10は、ワルファリンなどの抗凝血薬と相互作用を起こす可能性があります。その他、何等か薬を服用している場合は事前に医師に相談するようにしましょう。
コエンザイムQ10サプリメントの選び方
コエンザイムQ10のサプリメントを選ぶ際には、還元型と酸化型の違い、吸収効率、製品の品質、そして信頼できるメーカーであるかを確認することが重要です。また、製品には国際的な品質認証(GMP認証など)があるものを選ぶと安心です。
妊活を考える女性や男性は、サプリメントの摂取を開始する前に、かかりつけ医に摂取の可否や摂取目安量について相談するようにしましょう。
妊活において、コエンザイムQ10はいつから・いつまで摂取するべき?
コエンザイムQ10の摂取は、妊活において非常に重要な役割を果たしますが、具体的に「いつまで」摂取するべきかについては、個々の状況や健康状態によって異なるため、一般的なガイドラインに基づいたアプローチが必要です。
妊活中に、コエンザイムQ10を摂取し始めるタイミング
『当院では、採卵までの段階ではコエンザイムQ10は特にお勧めしておらず、
移植に移る段階で、着床への影響を期待し、サプリメントでの摂取をお勧めしています。
ただ、もっと前から飲んでおきたいということであれば、その前段階から飲み始めていただいても問題ありません。(石塚院長)』
コエンザイムQ10はいつまで摂取するべき?
『当院では、妊娠が確認できた後は一旦コエンザイムQ10を含むサプリメントの摂取をやめていただくようにしています。
コエンザイムQ10に関しては妊娠中も摂取し続けたいという要望があれば、摂取量を守り飲んでいただくことは問題ありませんが、妊娠中は胎盤が必要な栄養を赤ちゃんにちゃんと届けてくれるので、自然に任せたほうが良いと考えています(石塚院長)』
コエンザイムQ10以外にも妊活に大切な栄養素
コエンザイムQ10以外に、妊活において特に大切な栄養素として「葉酸」「ビタミンD」「亜鉛」「ラクトフェリン」についてご紹介します。
葉酸
葉酸が不足すると、胎児の神経管閉鎖障害などのリスクが高まることが知られており、葉酸を摂取する妊婦さんも多いと思いますが、近年の研究で「不妊治療」や「産後」にも関わることがわかってきています。
▶葉酸と妊娠・出産の関係や葉酸が摂れるレシピについてはこちら
ビタミンD
ビタミンDは、骨の健康をサポートするだけでなく、免疫系の機能を助ける重要な栄養素であることから、様々な領域で注目を集める栄養素です。
昨今、不妊治療や妊活においても、ビタミンDの重要性について言及されるようになってきています。
▶“卵の質と数”の観点でも注目を集める「ビタミンD」とは~充足群では流産率低減も。詳しくはこちら
亜鉛
亜鉛は、からだの機能を維持する作用や、DNAやタンパク質の合成など細胞を新しくつくる作用、免疫反応の調節など様々な生体内の反応に関与しています。妊活においては、女性の卵巣の機能の維持や男性の場合は精子の質を改善、また胎児の成長にも重要な役割を果たすことから重要とされています。
▶亜鉛はなぜ妊婦や妊活中に必要?不足するとどうなる?亜鉛を積極的に摂取するレシピも紹介。詳しくはこちら
ラクトフェリン
ラクトフェリンは、鉄と結合する性質をもった多機能性の鉄結合性糖タンパク質で、母乳(特に赤ちゃんを産んでから最初に出る初乳)に多く含まれていることがわかっています。
抗菌・抗ウイルス活性や腟内、子宮内の常在菌のバランスを整える作用に注目され、不妊治療や妊活をサポートする栄養素として知られはじめています。
コエンザイムQ10に関するまとめ
不妊治療や妊活とコエンザイムQ10の関係についてご紹介しました。
・コエンザイムQ10は、細胞の中に存在する小さな器官であるミトコンドリア内でのエネルギー生成に欠かせない成分である
・コエンザイムQ10は、年齢と共にその生成能力が低下する
・コエンザイムQ10は、女性の場合、「卵子の老化予防」や「AMHや卵巣機能の低下を抑える」、「着床率UP」に、男性の場合、「精子の質を維持し、精子の機能を高める」効果が期待されている
・コエンザイムQ10には還元型と酸化型がある。還元型コエンザイムQ10の抗酸化作用が強く、体内で直接力を発揮する
・イワシやサバ、肉の内臓、全粒穀物、ナッツなどからコエンザイムQ10を摂取ができる
・妊活のサポートとして取り入れる場合、コエンザイムQ10の目安量は200mg/日とされている
・コエンザイムQ10の過剰摂取や体質によっては副作用が現れる可能性がある。特に薬を服用している場合は、事前に医師に確認をする
コエンザイムQ10は、不妊治療や妊活をサポートしてくれる栄養素の一つと言えます。食べ物からの摂取を基本としつつ、健康状態や必要性に応じて、医師と相談の上、サプリメントでの摂取を検討されると良いでしょう。
この記事の監修者
ローズレディースクリニック
石塚 文平 院長
昭和46年3月 昭和大学医学部 卒業
昭和46年4月 米国空軍立川病院 インターン
昭和47年4月 慶應義塾大学 産婦人科
昭和54年3月 医学博士(慶應義塾大学)
昭和54年7月 米国カリフォルニア大学 サンディエゴ校生殖医学科 留学
(フォード財団研究員)
昭和56年11月 帰国
昭和57年1月 聖マリアンナ医科大学 産婦人科 講師
平成6年4月 聖マリアンナ医科大学 産婦人科 助教授
平成12年4月 聖マリアンナ医科大学 産婦人科 教授(講座代表)
平成13年6月 聖マリアンナ医科大学 生殖医療センター センター長兼務
平成24年4月 聖マリアンナ医科大学 高度生殖医療技術開発講座 特任教授
平成26年4月 聖マリアンナ医科大学 名誉教授
平成26年4月 ローズレディースクリニック院長 就任
現在に至る
[資格]
医学博士
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
日本産婦人科学会認定 産婦人科専門医
母体保護法指定医
[主な所属学会・役職]
日本生殖医学会 名誉会員 / 日本女性医学学会 名誉会員 / 日本受精着床学会 名誉会員 / 日本卵子学会 会員 / 日本生殖免疫学会 名誉会員 / 日本生殖内分泌学会 名誉会員 / 日本女性栄養・代謝学会 名誉会員 / 日本レーザーリプロダクション学会 理事 / 卵巣に関する国際カンファレンス 代表世話人 / 日本産婦人科乳腺医学会 名誉会員 / 日本生殖発生医学会 副理事長