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    不妊治療ナースharuさんの子宮内フローラCHECK KIT体験インタビュー

    以前、Instagramで活躍されている“不妊治療クリニックナースのharuさん”と対談させていただきましたが、今回はその続編です!
    haruさんが自宅で簡易的にできる「腟内検体採取式 子宮内フローラCHECK KIT」で、実際ご自身の菌環境をチェックされたので、使ってみてどうだったかなど伺いました。

    子宮内フローラCHECK KITの使い方は簡単?痛みはない?

    編集部:
    haruさん、今回「腟内検体採取式 子宮内フローラCHECK KIT」を実際使ってみて、いかがでしたか?

    ▼「腟内検体採取式 子宮内フローラCHECK KIT」の紹介
    フェムテックでも注目を集める「腟内検体採取式 子宮内フローラCHECK KIT」

    haruさん:
    検査なので、細かい正確な作業が求められるのかな?とか失敗しないかな?という不安はあったのですが、予想以上にシンプルな工程で10分もかからず完了できました。思ったより簡単にできました!

    編集部:
    腟にスワブ(綿棒のようなもの)を入れて、検体を採取いただいたと思いますが、特に痛みなどはありませんでしたか?

    haruさん:
    痛みはほぼ無かったですね。少し違和感がある程度でした。特にタンポンや膣剤などを使った経験のある方だと、比較的スムーズにできるかな?と思いました。経験がない方でもスワブは綿棒くらいの細さでそこまで奥に入れるわけではないので、難しくはないと思います。

    haruさんの結果公開!

    編集部:
    そして!結果もharuさんから共有いただきました!
    「ラクトバチルスリッチタイプ」で、ラクトバチルスが99.4%という結果でしたね!

    haruさん提供

    haruさん:
    意外と良い結果で驚きました。腟の菌環境って、何か体調に現れるわけでもないので、検査をする前は想像もつきませんでした。 でも実際に検査結果として見ることができたのはとても新鮮でした!

    編集部:
    PDFで結果が届いたと思いますが、わかりやすかったですか?

    結果イメージ①
    結果イメージ②

    ▼結果に記載されている菌(一部)の紹介
    子宮にとって良い菌・悪い菌

    haruさん:
    思ったより分かりやすかったです!カタカナの菌の名前だけ羅列されると理解しにくいと思うのですが、菌の種類ごとに分けて記載されているので、理解しやすかったです。まずラクトバチルスがどのくらいいて、細菌性腟症のリスクのある菌がどれくらいいて…というのが分かりやすく記載されているのが見やすいなと感じました。菌の解説も分かりやすかったです。

    Q&A(haruさん→Varinos)

    子宮内フローラCHECK KIT使用時、乳酸菌サプリの服用はOK?

    編集部:
    haruさんから、キットに関して何かご質問ありますか?

    haruさん:
    キットで子宮内フローラを調べる際は、乳酸菌のサプリの服用はやめた方が良いのでしょうか。

    編集部:
    基本的には、キットを使用いただく際に、乳酸菌サプリをやめていただく必要はありません
    たとえば、不妊治療クリニック等でも、子宮内の菌環境を考え、ラクトバチルスやラクトフェリンのサプリメントを勧められることがあると思います。
    キットだけではなく、医療機関で受けていただく子宮内フローラ検査もサプリメントの影響は受けますが、サプリメントを飲んでいる状態が通常の状態と考えると、その状態での菌環境を調べることができます。

    つまり、どの状態の菌環境を調べたいか、という話になると思います。ですので、サプリメントを飲んでいる状況での菌環境を調べたいということであれば、特にサプリメントを控えていただく必要はありません。

    サプリメント摂取と子宮内フローラの変化を示すデータはある?

    haruさん:
    ちなみに、サプリメントを摂る前と摂った後で子宮内フローラがどう変わるかといった比較データはあるのでしょうか

    編集部:
    ラクトバチルスの割合が低かった方がラクトフェリン(受検者によっては、医師が菌に応じた抗生物質を投与)を飲んでどう変わったかというデータはあります。

    下図がそのデータです。左の棒グラフ(上下)が実施前と実施後です。グラフの黄色がそれぞれラクトバチルスの割合なのですが、ご覧いただくとおわかりいただけるように、どのケースもラクトバチルスが90%以上になっています。

    haruさん:
    子宮内フローラ検査は子宮内から検体を採取し、子宮の菌環境を調べることができると思いますが、今回のキットは腟の検体から子宮の菌環境を予測するものなのですよね?

    編集部:
    おっしゃる通りです。腟と子宮の菌には相関があることがわかっています。そのため「腟内検体採取式 子宮内フローラCHECK KIT」は、ご購入された方がご自身で腟の検体を採取し、それを弊社(Varinos)が解析し、そこから子宮内の菌環境を予測し結果をお戻ししています。

    Q&A(Varinos→haruさん)

    子宮内フローラCHECK KITはどんな方にお勧めしたいと思いましたか?

    編集部:
    我々としては、本格的に妊活や不妊治療をはじめる前段階の方にもキットを使っていただき、ご自身の菌環境を知っていただくと良いのではないかと思っています。というのも、子宮内の菌環境は医師が結果に応じた治療を行うことで改善できることがわかってきていますので、もしキットで結果が良くなかった場合、医療機関を受診し早期に治療に取り組め、不妊の一因を解消できるからです。
    haruさんは実際に今回キットを利用し、どのような方がこのキットを使うとよいのではないかと思われましたか?

    haruさん:
    まず、妊活をしていてご自身の子宮内の菌環境が気になるけど病院に行くのは面倒だなあという方におすすめです。あとは今不妊治療をしている方にももちろんおすすめです。通院しているクリニックでは子宮内フローラ検査をしていないということもありますし、もし病院でやる場合はパッと行ってパッとできるものでもないんです。通院している方でも3回くらいは通院が必要ですし、1周期まるまる検査に当てることになります。それがネックで中々検査に踏み切れないという方もいます。その点、このキットではご自身のタイミングでいつでも(※月経中と月経後3日は除く)調べられるのも魅力の一つかなと思います。

    編集部:
    haruさん、ありがとうございました!

    ▼haruさんとの過去の対談はこちらから
    不妊治療ナースharuのギモン『子宮内にも菌がいるって本当?』に Varinos研究員が回答!

    ▼腟内検体採取式 子宮内フローラCHECK KITの紹介
    フェムテックでも注目を集める「腟内検体採取式 子宮内フローラCHECK KIT」